血液透析の目的は血液の浄化

その方法としましては、体外に血液を導き出しダイヤライザーという人工腎臓を通過させ、体内に血液を戻していきます。 ダイヤライザー(人工腎臓といわれている)を経由し、拡散・ろ過・浸透の作用で浄化した血液を体内に返していくのです。 ダイヤライザーには、200種類(もっとあるかも、詳しくは技士さんに 聞いてみるのが一番です)以上あるそうです。
これまで、ダイライザーなのかダイライザーなのか、アバウトに書いてきたのですが、どうやらダイアライザーが正しいようです。以下はダイライザーと書いていきたいと思います。 余談でした。
さて、このダイアライザー。どんな形をしているかといいますと、こんな感じです。
この画像はガンブロさんというメーカーさんのページで、ご確認くださいませ。 他にふさわしい画像が見当たらず、うちの母も積層型タイプで長い間お世話になっていました。 現在は、積層型製造廃止との説明で、円筒形に変更になっています。 当クリニックで使っていた積層型と、ガンブロさんのダイアライザーは違うのかもしれないですね。 国内で特定積層型として承認を受けているダイアライザーは、ガンブロのH12のみとなっています。 ということです。

人工腎臓 ダイアライザーのことが知りたい

透析をはじめると、このダイアライザーが自分の腎臓になるわけです。 相当、気になる存在ではありますが、透析されてる方は、あまり・・・さほど。な、感じです。 ですが、やはり透析生活を極めてくると何かにつけ詳しく追求されている方が出てきます。 私が思うには、治療に当たる専門家やメーカーさんのみならず、使い手である透析人ももっと ダイアライザーのことを知っておいていいと思います。でも、誰に教えてもらうか?ですよね。 それは、やはり臨床工学技士さんでしょうかね。 メーカーさんもいいかもしれませんね。 ガンブロさんでは、わかりやすく興味のある資料を提供されています。 仕入れるのは医療機関でも、使い手は透析人ですから。長い余談ですみません。

ダイアライザーのなかの中空糸(ちゅうくうし)

という直径200〜300μm(マイクロメートル)(10-6m)電子顕微鏡 で確認ができるくらいの細いものが約1万本はいっています。 この繊維の中を血液が通ります。 糸球体をイメージしたところが、それは違うという指摘を技士さんから 受けました。糸球体は、ボーマン嚢という中空嚢に包まれているかたち に覆われていて、尿をろ過する機能があると覚えていたのですが ・・・そう、ここが違います。  ダイアライザーは、ろ過するだけではなく、拡散も吸着もします。 個人の個性によって(体型や年齢、合併症の有無、透析導入初心者) や、目的(大量に除水、特殊なクスリを使用、除去したい溶質)に応じた ダイアライザーを使用します。

ダイアライザーには、違いがあって適合は個人で異なる

何が違うかと言うと、中空糸の内径のサイズであったり膜の材質で あったりです。  透析を始めて間もない頃は、水分の除去に重きを置かれていたようで、 小・中分子量の物質の除去は、劣っていたようです。  のちに、β2ミクロブリンが透析アミロイドーシスの原因物質ということ が、わかり、低分子量蛋白も除去できるようなハイパフォーマンス膜も できました。 β2ミクロブリンとは、透析アミロイドーシスの前駆物質と言われている 蛋白質です。 健常者の場合でも、この物質の排泄率は5%と、きわめて少ないの だそうです。 長年、透析をしていると、どんどん骨に蓄積されて痛みが起き、日常 生活にも支障を来たすようになります。 そこで、考えられたのが、β2ミクロブリン吸着型浄化器です。 使用は、あくまでも重篤な状態の患者にのみ適用されるようです。