ヒポクラテスさんて、どんな人物?

ヒポクラテスさんて、どんな人物?
彼は、ギリシァ時代の医聖といわれています。
文献をみますと、紀元前(BC)370年に90歳くらいまで生きて亡くなったとも、80歳で亡くなったとも、情報がまちまちです。 いずれにしても、当時としては長生きに間違いありません。
ピポクラテスの誓いの、初めに出てくる医神アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、パナケイアですが、アポロンというのは、アポロとも言われ、アスクレピオスは、息子で、数々の奇跡で患者を救ったといわれています。 そのため、ギリシァ全土に彼を祭る神殿が建っているのだとか。
ところがです、このアスクレピオス・・・ギリシァ神話では、たいそうな悪人らしいのです。
自分の医術を乱用。金品を受け取り、死人を甦らせた罪で、神に雷に撃たされ死んでしまうのです。 と、言うことは当時は、医術を提供する見返りというものは受け取ってはいけなかったということに、なるのでしょうか?それとも、死人を生かしたことが罪だったのでしょうか?このへん、考えていくと面白いと思います。 医師への金品の授受。延命治療の問題など、21世紀とも、ダブります。
また、このアスクレピオスの生誕に関する物語もあります。
死んだ母親の胎内からアポロンにより取り出されたという話です。
それは、アポロンに医術が備わっていたということの証なのだと思います。

  ピポクラテスの偉大なところは、アスクレピオスの行った宗教と魔術が混在していたような医術から、現在の 西洋医学の基礎とも言う医学を打ち立てたところにあるのだそうです。 具体例をあげてみます。
人には、4つの液体が流れていて、このバランスが崩れた時に病気になるという説を唱えました。この4つと言うのは、2つは簡単にわかります。
体液と血液ですね。
あと、二つは、黄胆汁と、黒胆汁なのだそうです。
それと、空気・場所。水についても、健康に深く関わと、説いており、特に塩に関しての記述が多いようです。 塩を、どう利用するか(調理などでも)で、人の体の状態が変化するということを言っています。

塩と、わたしたちが聞いてひらめくのは、やはり調味料としてのそれだと思います。
まさに、医学と食は、切り離しては考えられない密接な結びつきであり、古来の人たちは、人間が何を食すれば 健康でいることができるか、体験的に学び、それが現代にも繋がっているようです。

ピポクラテスは、医学を後輩にも伝え、医学の父と呼ばれ、ピポクラテス箴言(しんげん)という、戒めと しての格言・・・人生は短いが、術は永遠という言葉も残しています。

さて、わたしたちの知る範囲で、ここまでの志をもって患者さんに向き合っている医師がいるのでしょうか?

  ピポクラテスの誓い
21世紀においては、安楽死・延命治療・臓器移植 尊厳死・中絶など、ギリシァ時代では、考えられなかった倫理問題もあります。
それに、この誓い・・・・誓っている対象が神々なのです。
わたしたち患者に、向けて誓訳していただきたいと私は感じました。
みなさんは、どう思われますか?
それでは、ヒポクラテスの誓いとは?