透析治療を受けることのできる病院探しを始めることに

いざと言うときというのは、腹膜炎になったりしてCAPD療法が出来なくなったときですか?
と、聞きますと、そうですと答えが返ってきました。
腹膜炎というのは、そんなに突発的に余裕もなく起きて、治らないものなのですか?
シャントを作ることで心臓への負担も大きいと聞いています。
とりあえずは、腹膜透析で初めて、様子を見ながら血液透析へ移行するという選択はないのでしょうか?
N医師と、娘のこんな問答を聞いているだけで気分が優れなくなり、病院をあとにしました。
みさとは、『私が、お母さんに合うお医者さんを見つける!!』と、きっぱり言ってくれました。
それから間もなく、数件の病院を医療相談と言うことで訪問し、感触を確かめました。
もう、透析は避けられないことなので、人工透析施設のある病院に的を絞り捜しました。
そのほとんどの病院で、血液透析が主流である印象を持ちました。
実際、透析室で治療を受けている現場も見せていただきました。
いくら自分の血液を循環させるとは言え、機械を利用しているのは複数の人間です。
正直、怖いなと思いました。 まだ日本では、腹膜透析をする人は少数とうこともわかってきました。
少数だから危険かということではなく、なんとなく病院施設の中での治療の方が安心だし、自宅で療法をすることの不安もあるようです。

捜し当てたクリニックは、笑顔にあふれていているだけで癒された

こういった話をしてくださったのが、現在のS医師です。
透析導入は避けれないことだと覚悟はしているものの納得した上で、治療を受けたいというわたくしの考えを充分に理解してくださり、1時間近く、お昼休みを潰してお話をしてくださいました。 今までの先生とは、まったく違い好印象を持ちました。
スタッフの皆さんも、病院の雰囲気も柔らかく明るく、温かく、 わたくしは ここ以外にはないと決めていました。