全身麻酔で腹部カテーテル抜去手術

ゆっくり読んでね。

住み慣れたSクリニックから、3月4日転院となりK大学病院に転院し、そして3月7日 全身麻酔による 腹部カテーテルの抜去手術を。
手術は無事成功したのですが、その後、輸血・透析と たくさんの医師や看護師スタッフのみなさんのご尽力で、命を つなぐことができました。
あまりに関わっていただいた方が、たくさんいらして、お礼の気持ちを伝えきれないまま、転院してしまいました。
この場を借りて、2005年3月7日13時からの、腹膜カテーテル抜去手術を担当してくださった皆様、そして、術後の処置をしてくださった皆様方 お世話になりました。
ありがとうございました。
事前のインフォームド・コンセントは、じっくりと個室で担当医といたしました。
まったくの無知さが露見してしまいますが、この手術のために入院したのが 消化器外科で、なるほど腹部の疾患(腹膜炎)と いうことで、そうなのだと納得するのに少し時間がかかってしまいました。
母がかかるのは腎臓内科という思い込みが邪魔をしました。

担当医がふたり、看護チームまでついた手厚い医療

消化器外科では、担当医がふたり ついてくださいました。
手術前の数日間に、担当医師はたびたび病室を訪問して、母の容態を気にかけてくださいました。間に日曜日を挟み、休暇をとって帰省されていたにも関わらず、ナースセンターに、電話で様子を聞いてくださり、ほんとうに、こんな小さな事柄でも、弱りきってる母や心配でたまらない家族にとってはホットな気持ちにさせていただきました。
また、その他、お名前を覚えきれないほど、いろんな先生方が病室を訪問してくださいました。
この大学病院の病院長は、消化器外科の部長でもいらっしゃって術前の母の病室にもご訪問くださいました。
あまりに さりげなく威圧感なく、親しみを感じた先生でしたので、あとで病院長だと知り、勝手に作ったイメージに惑わされてる自分たちに苦笑しました。 能ある鷹は 爪を隠す ですね。

患者数が多いせいでしょう。患者を束ねてAチーム・Bチームなどと分けられ、専任看護師がつきました。 一日のスケジュール表が手渡されました。
朝は6時から、検温です。朝食前には、温かいお手拭を持った看護師さんがやってきて、母の顔を丁寧に拭いてくださいます。

待望の食事にありつけた(^^

初めての朝ご飯は、抜去の術後1週間は経っていました。
母は、食べたい食べたいと言うようになっていました。

おいしいと病院食を食べて・・・出して

おかゆとお味噌汁、玉子焼き お漬物、果物、ジュースの 地味な食事でしたが、美味しそうに食べてくれました。 食べると(入れると)当然ながら排出です。
私は、これが どうも苦手で、看護師さんに救いを求めてしまいます。

  尿の方は、導尿バッグを使っていたのですが、困るのはウンチです。
看護師さんにお願いをしました。
ベッド上で排便をするために、使う用具にビニールカバーをつけて母のお尻の下に、スルリと置いてくださいました。 これですと、ビニールごとウンチを、包んで始末が出来ます。
いいことを教えていただきました。さらに私は、このビニールの下にタオルを置き、お尻が痛くないように進化(えらそーに)させて使う ようにしました。 そうです。この病院を去るまでには、おしもの介護も少しは出来るように、進歩していました。
でも、何食わぬ顔で、手際よく始末してくださる看護師さんたちには ただただ ひたすら敬服をするばかりです。
抜去手術縫合写真で、ございます。

蓄尿に苦労していた看護師さん

そんな看護師さんを見ていた私は、導尿バッグなるものを知り、物知り顔にその便利さをSクリニックの看護師さんに、話しました。
起きれない患者さんには患者さんにとっても病院にとってもいいんじゃなーい?
その返事は意外なものでした。
これは、膀胱の機能を低下させてしまうのだそうです。
術後、どうしても排尿が困難な時に限定して使う処置なのだとか。
長時間、このバッグをつけて排尿をしていると膀胱が尿を貯めている感覚が自覚できなくなるらしいのです。
そう言われれば、母がこのバッグをつけていたのは抜去手術後の3日間だけでした。
上の文中 おしもの始末のことに触れていますが、その追加で、看護師さんの介助に感嘆したことをお話します。
実は私は、マスクを3枚程重ね、ゴム手袋に腕カバーと言う重装備で、心の構えをしないことには、ことの始末に当たることができません。軟弱者です。なさけない。
母には本当に申し訳ないのですが、これが真実です。
ところが、看護師さんは、時によっては素手で、それをして くだるのです。まったくもって矛盾した感想なのですが、母を汚れ物みたいに扱わないその行為に感動してしまうのです。
そして、母が、介助をしやすいように、身体を動かしますと、そのたびに「ありがとう」と、声をかけてくれるのです。
こんなふうにしてもらえると、患者さんも気持ちがラクでいられますね。